このお話は、『追憶の憧憬シリーズ』の第１作目です。

日本最大手企業、藤妃財閥。
高校生にして、名誉総裁・名誉副総裁を務める遼と靜羅の双子の兄妹。
秘密組織『藤蘿都』の総帥・副総帥である彼らには、
幻の神話『藤源郷の輪廻神話』の影がちらつく。
『特殊神霊調査官』を名乗る、闇の私立探偵達の存在。
『藤源郷の輪廻神話』に隠された真実を求めて、
彼らが調査に乗り出した本当の理由とは……？

決して偶然ではなかった二人の出逢い。
椎名を狙う暗殺者の影。その裏に潜んだ確執と真意の正体は？
それを目論む人物とは……？

時代設定は1999年。
序章から第８章まで、全部で９章の構成となっています。
量的には、文庫本１冊分程度。
原文のページ設定は、42文字×34行程度となっています。
登場人物紹介がサイトの方にあります。