現場改善の専門コンサルタントが見た、生産革新で成果を挙げる会社の共通点を公開します。何事も、成功には訳があり失敗には原因があります。本書は実践(成功と失敗)から得られた教訓を整理し、工場改革に必要な思考と行動を提案する実用書です。経営者や管理監督者は勿論ですが、幅広いビジネスマンに参考にして頂きたい一冊!自分達にはもっと力があることを知るべきです。
はじめに |
もくじ |
<序章> |
<第1章>チャンスを掴みたければ準備せよ |
段取りで結果の八割が決まる |
仕事は全て想定内 |
仕事の力=意図どおりに進める力+何とかする力 |
準備せよ、覚悟を決めよ、謙虚たれ |
準備なしに良い結果を期待するな |
1秒、1分の改善をしても意味が無い? |
ナイナイ7連発 |
「~だからシナイ」から「~でもスル」へ |
やってみる |
行き詰ったら体を動かせ |
自分で決めてやったことは、自分で責任をとる |
「~だろう」から「~だった」へ |
準備とは5Mの条件を満足することである |
「できる、できない」ではなく「やる、やらない」 |
現場は現状大好き変化大嫌い |
変革したければ外部のプロを呼べ |
ぬるい所に本当の喜びはない |
努力はコストが掛からないだけでなく枯渇しない |
安心感は求めるものであって浸っていてはダメ |
変化を嫌う者には生産革新は苦痛である |
美味しいものは最初に食べよ |
工程管理の問題なのに人の問題だと言う |
少し先にゴールを置くと人は伸びる |
もう一度お願いしたくなるのが本物 |
しんどくなければ充実感は得られない |
生産革新のアウトプットは成果と成長である |
アホになれ |
問題は自分以外の所にあると思っている |
問題=目標-現状 |
迷った時は原点回帰 |
困った時は基本回帰 |
目に見える枝や幹でなく、目に見えない根っこを鍛えよ |
外からつくるよりも内からつくれ |
試練は感性と技術を磨く |
頭が良いことや地位が高いことは生き抜く条件ではない |
改革は少人数から始まるものである |
自分を知るためには外に出よ |
下を向いている所に商売の女神は降りてこない |
こっちが淡々とやっていると、あっちが勝手にこけることがある |
あなたの使命は何ですか? |
仕事=やるべきこと+達成すべき結果 |
<第2章>結果を変えたければ行動せよ |
何も始めなければ何も変わらない |
なぜ、うちに注文が来たのか? |
いまシナイことは、ズーッとシナイ |
「やってます」と100回言うよりもズバリ成果を見せよ |
現場、現物、現実 |
原理、原則 |
現場とは何か説明してください |
その仕事はどんな役に立っているのか |
仕事の意味を知ると仕事ぶりが変わる |
プロセスを知ると愛着が湧く |
見えない物を見る力 |
最高の見える化は行動である |
見える化→感じる化→行動化 |
即行動→即改善→即解決 |
問題が起きたら、そこへ行け |
現場は全ての結果がリアルにわかる |
現場のニオイを察知せよ |
意味の無い仕事を発見する眼力を磨け |
ムダの排除は誰にとっても良いことである |
ムダを排除したければムダを嫌いになれ |
人を活かすとは人にムダな仕事をさせないことである |
V/T(価値/時間) |
始める時に終わりを告げよ |
ロスゼロの線を引け |
1秒いくらか表示せよ |
人の能力を活かせないことが最大のムダである |
それは考え尽くしたのか? |
「成功するためには何が足りないか」は勝者の思考 |
結果には必ず原因がある |
トラブルの原因を人にした瞬間に思考回路が停止する |
成功したければ成功するような仕事の仕方をせよ |
目的>目標>手段 |
「~を改善した」よりも「もともと何をしたかったのか?」 |
結果の変化に関心を持て |
失敗するパターンを知っていると成功確率が上がる |
管理とは何か? |
目標が無い人に問題は見つからない |
結果を出したければPDCAの速度を上げよ |
差の分析+スグやる |
最後は信念と執念だ |
良い結果は簡単に得られても、正しいプロセスは簡単には得られない |
仮説で問題解決のスピードUP |
決めつけと仮説は違う |
過去の成功体験を「原理・原則」と「方法」に分けよ |
成功したら、なぜ成功したか考えよ |
勝ったら中味、負けたら結果を反省せよ |
成功の喜びと失敗の悔しさを知る者は必ず再チャレンジする |
基準があると、そこから外れたものに敏感に気づく |
現場力とは何か? |
企業のやるべきこと「SEQDC」 |
<第3章>人を動かしたければ自分が動け |
逆風を感じたら自ら風を起こせ! |
「俺は本気だ」と言う前に |
一度で解ってくれると思わず、何度でもしつこく伝えよ |
嫌われることを恐れる者に改革はできない |
期待して、期待せず |
思ったとおりに動かない部下のお陰で自分が成長できる |
儲かったのは社員の手柄、損したのは社長のせい |
現場のシラケは上司のシラケ |
期待を込めて本気で仕掛ければ必ず応えてくれる |
仕掛ける+チャレンジさせる+リスク対策 |
教えることが最高の学び |
人間性を高めると生産性が高くなる |
良くするも人、悪くするも人 |
有事の時に実力が出る |
有事は信頼を高めるチャンスと受け止めてしまえ |
ウェルカム、トラブル! |
変化は成長の機会である |
全てが順調にいったら成長できない |
1人で行動できる人間になれ |
自分ならこう考えるという癖を付けよ |
今の自分がMax大変だと思うな |
できる人のマネをせよ、いつまでもマネしているな、マネされる人間になれ |
人を見る眼はあるか? |
鈍感以上、神経質未満 |
怒鳴っても利益なし |
本当のやさしさとは相手の努力を証明することである |
自分の努力を安売りするな |
本当の喜びとは相手が喜ぶ姿である |
経験が多いほどバランス感覚が磨かれる |
言われたとおりに仕事をしていて楽しいですか? |
誰のために働くのか |
人を動かしたければ人の心を動かせ |
丁寧な言葉よりも相手の心に響く言葉 |
形あるものは壊れるが形ないものは壊れない |
信頼無くして注文無し |
社内の常識は世間の非常識 |
簡単に手に入れたものは簡単に手放す |
実力アップは最高のリスク対策である |
ルールや規則では人は動かない |
求める姿は相手と一致しているか |
<第4章>相手を説得したければ相手の心を読め |
相手を説得したければ相手を知るべし |
相手の心理を読めなければ相手には勝てない |
顧客は何を望んでいるか |
相手にとって価値あることを探せ |
相手はそれを問題だと思っているのか? |
目的を持った人間は強い |
理と情で相手を説得する |
感情(情)で褒めるよりも事実(理)を見て褒めよ |
努力の後に業績貢献度を伝えよ |
減収増益は改善努力である |
上司の評価よりもお客様の評判 |
相手を納得させる実力を身に付けよ |
自分の道は自分で決めよ |
真面目にコツコツが良いとは限らない |
癖には良い癖と悪い癖がある |
疑ってみる癖は改善に通じる |
見聞きした情報に自分の考えを足せ |
耳触りのいい話よりも耳の痛い話 |
相手の力で問題を解決せよ |
努力したら確実に成果を出せるか? |
ワクワクしなければ良い仕事はできない |
ゴールから仕事を組み立て、ゴールまでせよ |
大事なのは結果ではないと言う人は、結果を出せない人である |
信じる者には見える |
神様を置けば前向きになれる |
結果には必ずプロセスがある |
失敗から得られるものは、成功して得られるものよりも多い |
完璧な組織など無い、不満の無い組織など無い |
障壁が多いほど知恵が出る |
有事は価値観を共有するチャンスである |
外部の刺激があるほど本物だけが生き残る |
<第5章>良い会社をつくりたければ良い風土をつくれ |
働くということは存在を示すこと |
正直であれ!透明であれ! |
無いと困る会社をつくれ |
生産革新は全てをHappyにする |
意識が変わっても成果が出なければダメ |
居心地のよい会社よりも成長させてくれる会社 |
和気あいあいよりも労働の実感 |
進化する会社は「内向き志向」でなく「外向き志向」である |
弱みを組み合わせると強みに変わる |
弱みを強みに変える |
弱みを強みに、強みを儲けに |
欠点を素直に受け入れると進化する |
利益は高低ではなく長短である |
経営はリスクとバッファーである |
実力アップはリスクとバッファーを兼ね備えたものである |
穴の空いたバケツで経営を続けていませんか? |
最高の社会貢献は持続的な利益である |
改善して結果を変える力 |
10対10で勝つ戦法 |
情熱は説得の手段である |
相手の目に訴えよ |
言葉で相手を動かす力 |
自分の仕事をキチンと説明できる技術者たれ |
持続的な業績アップは人材の質で決まる |
たかが5S、されど5S |
良き企業風土は職場の5Sから |
整理できない人は頭の中が整理できていない! |
物を雑に扱うということは雑な経営ということ |
在庫を改善したら納期が改善された!? |
5Sを実践している現場は我が社の第二営業部 |
やるべき(必要な)ことと余計な(不要な)こと |
簡単にマネされるようなものは独自の技術ではない |
人間は知恵を使う仕事をせよ |
個人よし、みんなよし |
本質から外れた生産革新は経営革新にならない |
儲かる会社よりも価値のある会社 |
習慣づくとやらないと不安になる |
がんばらなくても「良い会社」 |
世の中で最も貴重なものは無形の財産である |
良い会社とは社員が良い会社と感じる会社である |
<おわりに> |
おわりに |