【本書の内容】
お子さんをお金に苦労する子にしたくなかったら、今すぐ毎月の「こづかい」お小遣いをやめてましょう! 高年収の人ほど子供に「こづかい」をあげていない理由は?
新しい時代の金銭教育はどうあるべきか? 学校では教えてくれないほんとうの金銭教育ガイドブック。
(通常書籍版は、大和書房より発売中 http://www.amazon.co.jp/dp/4479782087)
【目次より】
*毎月のこづかいでお金のやりくりは学べない
*子どもにも必要経費がある
*親の年収と子どものこづかい額は比例しない
*基本は軽くハングリーに
*貯金の意義を間違えて教えない
*「我慢」と「努力」を一緒に教える
*携帯電話を与えるときは、厳密なルールを作り文書化する
*アルバイトは生活態度がきちんとしてから
【著者について】
数々の雑誌編集長を歴任の後、渡米。1998年米国法人メタマックスメディア副社長。
帰国後、ロバート・キヨサキの投資教育用教材「キャッシュフロー」の日本語版権利
取得と商品化を行なう。「日経新聞の読み方スクール」講師、「株式投資の学校」の学
長として経済教育や投資教育の普及活動に務める。
著書に「『株』勉強法」(ダイヤモンド社)がある。ファイナンシャルプランナー、マネーマネジメントコーチ、NIE.E指導委員。
かわいい子には「こづかい」をあげるな! |
第1章 子どもにお金の意味を理解させる |
子供に「こづかい」って、本当に必要ですか? |
「お金のしつけ」が必要な時代になった |
「多重債務110番」に電話してくる人の平均年齢は「50歳以上」 |
「親の年収」と「子どもの「こづかい」が」比例していないのはなぜ? |
子どもに「こづかい」を毎月あげるとどうなるか |
「こづかい」制で育った子どもが、「会社依存」「年金依存」の大人になる恐怖 |
貯金の意義を間違えて教えない |
「金は天下の回りもの」ではない |
「こづかい額」と「欲しい物の額」のギャップが大きすぎる |
「こづかい」をもらわない子どもは、どうなるか? |
子供はお金を通して「便利さ」「友人関係」や「欲」を学ぶ |
子どもにも必要経費がある |
「こづかい」制は親の手抜きになりやすい |
親が教えたいのは「お金は労働による対価」という考えだが… |
最悪な教育は「こづかいの前借り」 |
このまま誰にも教えられないでよいのか? |
第2章 子どもに「稼ぐ」ことへの関心を持たせる |
「こづかい」がもらえないことを「単純な不満」にしない |
決断は早くしないと間に合わない |
「こづかい制」をやらない理由をどう話すか |
基本は、「軽くハングリー」な状態に |
良いことをしたらお金をあげる |
家事や家業を手伝わせ、自分で稼がせる |
「我慢」と「努力」を一緒に教える |
目標を立てて達成したらご褒美。「努力」で稼ぐ |
不用品を売りに行くときは、親子一緒に |
何でも「お金に換算する子」になるか |
あえて親の収入を教え、興味を持ったら様々な仕事の収入も教える |
第3章 子どもの金銭感覚を養い、使い方を学ばせる |
毎月「こづかい」がもらえれば「やりくり」が学べる、は大間違い |
こづかい帳を付けるのは、大事なこと? |
自分で努力して得たお金からしか「もったいない」は学べない |
「失くした、壊した」は、自分のお金で弁償させる |
飲食費などは当日に都度渡し。使った分はレシートを持ってこさせる |
子どもの必要経費は、子どもと夫婦みんなで話し合って決める |
ネットショップで購入すると、送料が発生することを教える |
お年玉は強制的に預金させる |
携帯電話の費用・使い方には厳格なルールを作り、文書化する |
親の財布は、しっかり管理する |
借りることの恐さを教える |
アルバイトは生活態度が完璧になるまで許可しない |
「しつけ」であり「教育」である以上、「忍耐と話し合いが必要」 |
第4章 「収入の仕組み」と「それ以外の道」を教える |
お金は万能ではないが、卑しいものではない |
学歴は、選択肢を増やすためには役立つ |
多くの資格は自己投資であることを教える |
年金などの社会制度は劇的に変わることを、どう教えるか考える |
日ごろからビジネスのアイデアを子どもと話す |
株主優待で食事に連れて行き、株式会社の仕組みを教える |
経済やビジネスのニュースを、面白く子どもにしてあげる |
親が学び続けなければ、子どもは育たない |
あとがきに代えて |
「息子たちへ」 |
奥付 |
奥付 |