2010年における日本の麻酔科医・ペインクリニック医における線維筋痛症・慢性広範痛症の普及度

2010年における日本の麻酔科医・ペインクリニック医における線維筋痛症・慢性広範痛症の普及度

状態 完成
最終更新日 2013年01月07日
ページ数 PDF:12ページ
ダウンロード PDF形式でダウンロード EPUB形式でダウンロード
Kindleで読む New  ※要設定 設定方法はこちら
内容紹介

 麻酔科医・ペインクリニック医への慢性広範痛症(CWP)や線維筋痛症(FM)の普及度を調べた。日本ペインクリニック学会第44回大会のポスター演題の演題番号の下2桁が6で割り切れる数字の演者に以下の質問を行った。CWPの概念を知っているか。FMが存在すると考えているか。FM患者を何人治療したか。CWPの概念を知る者は3人(8.3%)、名前は知っているが概念は知らない者は1人(2.8%)、CWPの概念を知らない者は32人(88.9%)であった。FMは存在すると考えている者は22人(62.9%)、FMは存在しないあるいは存在が怪しいと考えている者は5人(14.3%)、わからないと答えた者は8人(22.9%)であった。治療したFM患者の数は10-20患者が1人(2.8%)、約10患者が1人(2.8%)、3患者が2人(5.6%)、2患者が4人(11.1%)、1患者が3人(8.3%)、1患者もいない者が25人(69.4%)であった。麻酔科医・ペインクリニック医はCWPの概念をほとんど知らない。FMという疾患はある程度知っているが、FMの治療を行っている医師は少数である。

目次
本文
著者紹介
電子書籍
奥付
奥付
奥付