イスラーム原理主義の「道しるべ」(サイイッド・クトゥブ著)上巻


著: 岡島稔

イスラーム原理主義の「道しるべ」(サイイッド・クトゥブ著)上巻

著:岡島稔
販売価格:770円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2013年01月09日
ページ数 PDF:109ページ
内容紹介

マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」が共産主義の教本であるように、本書はイスラーム原理主義の教本である。著者サイイッド・クトゥブは1906年、エジプト生まれ。33年師範学校を卒業、教育省に勤務。48-50年アメリカに留学するも、帰国直後ムスリム同胞団入り、イデオローグとして機関紙誌を編集。1966年、本書執筆の罪を理由に、ナセル軍事独裁政権によって絞首刑に処された。イラン・イスラーム革命の指導者ホメイニ師、師の副官アリ・ハメネイ師(大統領/最高指導者)、9・11テロ事件の首謀者ウサ―マ・ビン・ラーディン、アフガニスタンで米傀儡政権に抵抗を続けるターリバーン、イラクとシリアの反政府勢力、エジプトで政権を掌握したムスリム同胞団のモルシ政権は皆、この思想、クトゥブ主義の信奉者である。中東問題だけでなく、世界情勢を理解するために、必読の書。

目次
訳者のまえがき
序章
偉大な世代にかえれ
全人類への呼びかけ
神は人の上に人を造らず
アッラーの正義を貫く奮闘
森羅万象の基盤
アッラーへの完全服従
イスラーム文明
科学と芸術を導くアッラー
アッラーへの道は唯一
偉大なる革新
信仰あるのみ
不撓不屈の精神
奥付
奥付