【あらすじ】未来の地球に暮らす主人公の少年「ボク」は、なぜこの地球が危機に瀕しているのか疑問に思う。父親の研究や過去のデータでそれは過去の人間たちが自らの過ちによってもたらした災いであることを知る。滅び行く未来の地球の運命を変えるには過去の地球に行き人々にメッセージを伝えなければならないとボクは決意する。過去に出かけたボクが体験する美しい地球の生命力。そこでボクは存在すら知らなかった母親の力強い意思を感じる。絶望のふちからボクの心は解き放たれて少年から青年の心へ成長していく。
ボクのモノローグと詩で綴られたこの物語は、淡く物悲しくも美しい「少年の心」の世界を謳った作品になっています。似たようなテーマのハリウッド映画などの世界とはまったく違う、情緒あふれる心の作品に仕上げることができました。
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