現代歌壇について約30年にわたり考察した小論集。このたび歌壇を引退するに当たっての卒論とします。
目次 |
第1章 発芽期 歌壇の現状と展望 |
詩的世界の構造と写生 |
長崎小遊 |
葛飾小遊 |
社会性再考(2) |
第2章 成長期 自照の極致 |
永遠の未解決(1) |
永遠の未解決(2) |
時間的存在論(1) |
時間的存在論(2) |
逆接法の効果 |
二つの潮流 |
収束と拡散 |
第3章 熟成期 新時代・インターネット社会展望(2) |
老について |
後期佐太郎短歌と茂吉 |
変動する社会の中で(1) |
変動する社会の中で(2) |
外に見える歌壇(1) |
外に見える歌壇(2) |
受容のメカニズムについて(1) |
受容のメカニズムについて(2) |
第4章 定着期 短歌の未来を思考する(1) |
短歌の未来を思考する(2) |
国際化時代と短歌(1) |
国際化時代と短歌(2) |
賛嘆の律動(1) |
賛嘆の律動(2) |
一人称独立詩型と単簡性(1) |
一人称独立詩型と単簡性(2) |
一一之態について(1) |
一一之態について(2) |
あとがき |
奥付 |
奥付 |