状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2013年12月06日 |
ページ数 | PDF:483ページ |
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中国でいう三国時代、倭国(日本)は、巫女の占いによって統治されていた。邪馬台国の皇子月読は、巫女であり大王である姉卑弥呼の審神者として、忙しい日々を送っていた。だがある嵐の夜、卑弥呼は激しい祈祷の末に命を落とし、月読は国の安定保持のため、姉の姿を偽ることになる。
八年後、女王を偽った罪で国を追われた月読は、姉の夢であった倭国統一を実現すべく、その障害となっている狗奴国討伐の旅に出る。彼は、連合国との関係を深めながら、巫女の占いに頼らない政(まつりごと)の必要性を確信していく。
一方、大王となって邪馬台国に残ることを決意した壹与は、優れた巫女であったが、月読への恋心を自覚したことで、霊力を失ってしまう。絶望した彼女を支えたのは、彼女を幼い頃から慕う、聡明な少年男鹿だった。
序章 誕生 |
人物相関図 |
第一章 美しい皇子 |
第二章 最後の神託 |
第三章 淡い想い |
第四章 偽りの告白 |
第五章 刹那の愛 |
第六章 巫女の涙 |
第七章 背徳の決意 |
第八章 神の血 |
第九章 守れなかったもの |
舞台設定(解説) |
第十章 変化 |
第十一章 二度目の恋 |
第十二章 出雲の巫女 |
第十三章 戦の足音 |
第十四章 二人の母 |
第十五章 月の神 |
後半主要登場人物 |
第十六章 覚悟の旅 |
第十七章 策略の戦 |
第十八章 望まざる運命 |
第十九章 剣の舞 |
第二十章 現世 |
第二十一章 熊襲兄弟 |
第二十二章 決戦への船出 |
第二十三章 狗奴国上陸 |
第二十四章 青天の闇 |
第二十五章 建国の礎 |
第二十六章 それぞれの未来 |
第二十七章 別れのかたち |
第二十八章 あたえし者 |
第二十九章 あたえられし者 |
第三十章 重なる運命 |
最終章 白い月 |