フランスの哲学者アランが、第一次世界大戦に参戦していた１９１６年に執筆した未刊のプロポであったが、死後３７年経った１９８８年に、パリのアラン研究所から初めて出版されたものの翻訳である。２００６年６月に訳者がアラン研究所を訪ねた時に、所長のロベール・ブルニュ氏の手から直接贈呈されても訳者の都合で中々読めずにいたが、２０１２年１２月にやっと読了出来たので公表するものである。
（表紙の写真はセーヌ川とサン・ルイ島）