小説“僕のH2O”の作者茂木賛による評論集“複眼主義”の続編。「複眼主義」とは、
(一)世の中の二項対比・双極性を、的確に把握すること。
(二)とちらかに偏らないバランスの取れた考え方を実践すること。
(三)特質を様々な角度から関連付け、発展させていくこと。
この本では、非線形科学や生物学、社会学や中国思想などによって、これまでの二項対比・双極性に新たな項目が加わり、複眼主義の世界観がさらに拡大する。ブログ「夜間飛行」の電子書籍版シリーズ5。
目次 |
前書き: 複眼主義の拡大 |
3の構造 |
非線形科学 |
マップラバーとは |
皮膚感覚 |
三慧について |
ゲマインシャフトとゲゼルシャフト |
日本人と身体性 |
重力進化学 |
解糖系とミトコンドリア系 |
反重力美学 |
赤筋と白筋 |
境界としての皮膚 |
男性性と女性性 |
複眼主義のすすめ |
体壁系と内臓系 |
南船北馬 |
“しくみ”と“かたち” |
人生系と生命系 |
後書き: 複眼主義の応用 |
奥付 |
奥付 |