停滞が続く日本の前途には、新興国との競争や資源の枯渇、環境の悪化などの難問が山積しています。日本がこの氷河期から抜け出し繁栄するための方策をたたき台として提案します。
(1)住宅の革新:耐震化、長寿命化、高断熱化をすすめ、雇用を生み景気を回復させる
(2)交通システムの革新:自家用車中心の交通システムから、鉄道を中心とする公共交通に
(3)産業構造の変革:価格で競争する産業は国内の賃金低下を招き、いずれ海外に流出する。
技術、品質、ブランドなどで競争力のある産業にシフトする
(4)海外での経済活動の拡大:海外での生産、技術支援や投資、インフラ構築などで適正な収益 を得る
(5)リスクの低い投資機会の提供:投資に必要な資金に、個人貯蓄などを活用し妥当な配当を与 え経済を成長させる
(6)有能で公正なシンクタンクの育成と活用:行政、企業、投資の効率化やリスク回避に活用
結果として、将来、国の経済力は中国に大差をつけられますが、国民の所得水準は遥かに高く、生活の豊かさ、安全さ、技術水準、世界への貢献で先進国であり続けることが出来ます。
これを契機に議論が興り、繁栄の方向に歩み始めることを祈念します。
はじめに |
21世紀における世界の状況 |
2.1 地球環境 |
2.2 石油資源など |
2.3 世界の経済成長 |
日本列島の交通網 |
3.1 道路交通網 |
3.2 鉄道網 |
3.3 航空網 |
産業の振興 |
4.1 製造業 |
4.2 建設業 |
4.3 システム総合産業 |
4.4 第三次産業 |
4.5 農林水産業 |
経済成長の予測 |
5.1 三菱総合研究所 |
5.2 丸紅経済研究所 |
5.3 総務省 |
5.4 経済産業省 |
5.5 筆者の見方 |
くらし |
6.1 世界の状況 |
6.2 日本の状況 |
6.3 しごと |
6.4 くらし |
あとがき |
添付資料1 弾丸列車 エアロトレイン |
参考資料 2 評価と予測による投資 |