エネルギー戦略

エネルギー戦略

販売価格:1,056円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2015年03月11日
ページ数 PDF:185ページ
内容紹介

一次エネルギーの現状としては、石油・石炭、天然ガスなどの化石燃料を始め、自然エネルギーとして風力発電、地熱発電、太陽エネルギーの特性と共に、原子力発電を定量的に解析する。二次エネルギーとしては、電力、電池等の蓄電と節電を検討する。太陽エネルギーとしては、太陽エネルギーの特性を考え、日射量の予測をしてから、温水コレクターと太陽熱発電の現状をサーベイする。太陽光発電の基礎として、太陽電池等価回路を復習してから、家庭用3kW光発電システムの実績をまとめている。光発電システムの弱点とされる変換効率と稼働率の向上策を検討し、マクロなSWOT分析をしよう。原子力発電の現状として、その構成と軽水炉の構造と改良を紹介し、原子炉制御のシミュレーションをする。原子力発電所の事故例としてチェルノブイリ原子力発電所の反応度シミュレーションをし、軽水炉の耐震、核燃料サイクルのプルサーマル、核廃棄物処理の問題点を検討する。福島原子力発電所が、東北大地震と津波で重大な経験をした事故経緯と原因を報告する。福島第1原発F1の廃炉課題として、1,2,3号炉#1,2,3のメルトダウン燃料デブリ、4号炉#4の使用済燃料プールと汚染水対策を解析する。次世代原子力発電炉のTWR(進行波炉)計画は、核燃料を交換せず60年も使え、燃料は劣化ウランだから、濃縮や使用済燃料処理も必要ないかシミュレーションしよう。福島第一原子力発電所の地震・津波事故経過を展望してから、原子力のマクロ戦略を検討する。スマートコミュニティと省エネルギー対策として、スマートシティ、ビルや家庭での工夫、電力および産業分野での現状
と開発見通しを検討する。

目次
目次  1.エネルギー 2.地球温暖化 3.温暖化予測
4.エネルギー需給 5.スマートエネルギー開発
5.8 太陽エネルギー
6. 原子力発電
6.9 原子力展望、 新型炉、核融合
7.スマートコミュニティと省エネ
8. スマートグリッド
9.マイクログリッド 10. ポストLi電池 おわりに
奥付