北条恭華は幼い頃から何でも人並み以上にできてしまう子供だった。容姿にも恵まれた彼女は、周りの子供達と違って自分に夢中になれるものがないことに気づく。そして本当は何も特別にできることがない自分に焦りを感じていく。 そんな彼女の葛藤を描いた短編小説です。 (執筆予定の別作品のスピンアウトものなので、名前付きの登場人物がろくに説明されないで登場したりしますのでご注意を)