状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年10月25日 |
ページ数 | PDF:3ページ |
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青春の想い出は、齢をいくつ重ねても甘酸っぱくもせつない。まさに歳を取ればとるほどに、そのノスタルジーはより切実さを増すようだ。その郷愁にも似た甘い想いにひたるとき、青春は、……そして人生は永遠なのでは、と感得される一瞬が訪れることがある。時はむかし、終戦が間近に迫った昭和19年、私は旧日本帝国海軍の上等飛行兵であり、少年兵であった。将校による私的制裁、そして久里浜から仰いだ美しい月影、母の思い出。それら辛いこと、悲しいことも、すべて青春の懐かしい思い出となり、いままさに胸に甦らんとす…。この「想い」を一篇のエッセイとしてまとめました。私が以前、書いた旧大日本帝国海軍での記録、『入隊の日』のつづきになります。パブーに前編ともなる『入隊の日』をアップしておりますので、併せてご覧いただければ幸いです