小説“僕のH2O”の作者茂木賛による評論集“複眼主義”の生産と消費論編。「複眼主義」とは、
(一)世の中の二項対比・双極性を、的確に把握すること。
(二)とちらかに偏らないバランスの取れた考え方を実践すること。
(三)特質を様々な角度から関連付け、発展させていくこと。
この本で論じられる二項対比・双極性は、「生産と消費」とその周辺全12項目。ここでいう「生産」とは「他人のための行為」全般を指し、「消費」とは「自分のための行為」全般を指す。ブログ「夜間飛行」の電子書籍版シリーズ2。
                            
| 目次 | 
| 前書き: 行動の契機 | 
| 人の生産活動に注目するということ | 
| 生産と消費について | 
| 理性と感性 | 
| 生産が先か消費が先か | 
| 人生における最大の生産とは | 
| 贅沢の意味 | 
| 人を褒めるということ | 
| 生産と消費の分離・断絶 | 
| 生産と消費の等価性 | 
| 上下のベクトル | 
| 交感神経と副交感神経 | 
| 自律神経と生産と消費活動について | 
| 後書き: 複眼主義の展開 | 
| 奥付 | 
| 奥付 |