生麦事件の賠償交渉を巡ってイギリス艦隊が攻撃態勢を整える。緊張が高まる江戸の町。・・・一方、攘夷期限を迎えた関門海峡では長州藩がアメリカ商船に砲撃を開始。竜馬は海軍操練所の設立に向けて福井に向かっていた。そこで待っているのは誰なのか。・・・幕末の風雲を綴った坂本竜馬の外伝シリーズの第34章。現代社会が失った人の心、その復興と善き発現を求めて、坂本龍馬を中心に青年達が命を賭した明治革命の真実と背後で蠢く西洋の策略と真実に迫る物語。
坂本竜馬の言説(19) |
現代の日本人よ(19) |
日本を狙う異国人 |
― その1 ― 新市場としての日本 |
― その2 ― 長州との接近 |
攘夷派公卿・姉小路公知 |
― その1 ― 大坂湾視察 |
― その2 ― 開国論者へ |
― その3 ― 炸裂弾 |
― その4 ― 小五郎の疑念 |
― その5 ― 将軍との同調 |
生麦事件の賠償問題 |
― その1 ― 賠償期限 |
― その2 ― 開戦予告 |
― その3 ― 賠償問題決着 |
― その4 ― 鎖港通告 |
攘夷直前 |
― その1 ― 孤立する慶喜 |
― その2 ― 馬関の御旗 |
― その3 ― 光明寺党の血気 |
攘夷決行の日 |
― その1 ― 文久三年五月十日 |
― その2 ― 砲撃・ペンブローク号 |
― その3 ― 家茂の溜息 |
― その4 ― イギリスへの密航者達 |
― その5 ― 混乱の京 |
越前へ |
― その1 ― 徳川政権返上論 |
― その2 ― 北陸路の竜馬 |
― その3 ― エヘンの手紙 |
横井小楠と三岡八郎 |
― その1 ― 神足通 |
― その2 ― 西洋の学と日本の学 |
重商主義 |
― その1 ― 商人の血 |
― その2 ― 交易と富国強兵 |
― その3 ― だから海軍、だから操練所 |
― その4 ― 有道の国と無道の国 |
― その5 ― 世界に誇る唯一の国 |
京の危機感 |
― その1 ― 朝廷の怯え |
― その2 ― 江戸城の反乱 |
奥付 |
奥付 |