本の概要
小説“僕のH2O”の作者茂木賛による評論集。「複眼主義」によって世界を眺め、ビジネスや経済、建築や言語を語る。「複眼主義」とは、
(一)世の中の二項対比・双極性を、的確に把握すること。
(二)とちらかに偏らないバランスの取れた考え方を実践すること。
(三)特質を様々な角度から関連付け、発展させていくこと。
この本で論じられる二項対比・双極性は、主要な「脳と身体」及び「都市と自然」と、その周辺11項目。ブログ「夜間飛行」の電子書籍版シリーズ1。
目次 |
前書き: 複眼主義とは何か |
否定形の質問について |
Resource PlanningとProcess Technology |
アフォーダンスと免疫学 |
脳と身体 |
ホームズとワトソン |
公(Public)と私(Private) |
会議にて |
広場の思想と縁側の思想 |
都市と自然 |
視覚と聴覚 |
政治と宗教 |
脳における自他認識と言語処理 |
身体運動意味論 |
後書き: 複眼主義の発展 |
奥付 |
奥付 |