| 状態 | 完成 | 
|---|---|
| 最終更新日 | 2012年12月11日 | 
| ページ数 | PDF:17ページ | 
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                                四半世紀を経て、仕事場天井裏から発掘された たくき よしみつ の未発表小説原稿。『マリアの父親』で第四回「小説すばる新人賞」を受賞する2年前の1988年執筆。
『マリアの父親』は原発やエネルギー問題を扱った小説だったため、受賞後も派手な宣伝などはされずに埋もれたが、現実に原発が爆発した今になって注目されている。
この未発表作品『鐸の音流るる丘に』にも、原発人災の責任を顧みようとしない現在の日本を予告していたかのような記述が随所に散りばめられている。
重いテーマを軽く読めるエンターテインメントに仕上げようという試みが、『マリアの父親』以前からされていたと分かる、たくき作品の中でも異色のファンタジー。
第一章は無料公開。
                            
| 『鐸の音流るる丘に』第一章 |