状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年10月14日 |
ページ数 | PDF:34ページ |
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現在の社会は、膨大なエネルギーの使用の基に成立っていますが、人類は石炭・石油という禁断の資源の活用により動物の種の絶滅等といった人類を脅かす環境問題に苦悩しています。これらの問題に共通する点は、資本主義を発展させた機械文明の世俗的原理にあり、経済成長がその指標です。
エネルギーの使いすぎが地球温暖化の真の原因であり、際限なき経済競争を是とする世俗原理で構成された社会は、なかなか方向転換ができません。本論では、地球を熱機関とみなしたエントロピー論を踏まえ、既にエネルギーは使いすぎを指摘した上で、人類を脅かす環境問題の対処を模索しました。機械文明の経済成長信仰と逆行するゆえ、各人の覚悟を問います。
目 次 |
まえがき |
第1章 ベルリンの壁崩壊以降の世界動向 |
第2章 現在の宗教たる経済成長 |
第3章 エネルギー資源の使いすぎ |
第4章 エントロピー論による地球環境の永続性 |
第5章 エントロピー公害 |
第6章 機械文明の思考的特徴 |
第7章 経済成長信仰からの脱却 |
あとがき |
参考文献 |