遊歩道の〝ぶらんこ歩き〟(スイング・ウォーキング)は、単なる健康ウォーク法ではありません。ぶらんこを漕いでいるときのように、心地よく、ウォーキングそのものを楽しむための歩行法であります。もちろん、スイングにより、歩幅が自然に大きく広げられるため、ゆったりでダイナミックな、健康的ウォーキングそのものでもあります。
この歩行法は、普通の、テクテクと蹴り上げる〝蹴りテク歩き〟や、ペタンペタンと踏み乗る〝踏みペタ歩き〟とは異なり、体重を利用し、股関節を使って、支え足上を重心を漕ぎ出し、
〝ユラリ、フワリ〟とスイングして進んで行く、云わば〝ぶらんこ歩き〟となります。また、
普通の歩行では、一般に足が揃うところがいちばん高くなりますが、この歩行法では、足の揃う
ところは、ぶらんこの底の部分に相当するため、いちばん低くなるのが特徴です。
この歩行法は、従来、ここまで心地よく、重心をスイングさせ、宙に投げ出して歩くことの
なかった、未知領域の歩行法のため、必ずや歩行の革命をもたらし、やがて、
〝おっ!、ぶらんこ歩いてますねぇ!〟
と、すこぶる気持ちよくスイング歩いている人たちを、巷の道々で、シコタマ見られるときが、きっと来ることでしょう。(^^♪
歩行の目的 〝 歩行それ自体を楽しもう〟 |
[理論編] 三つのスイングをコラボレートする |
脚のスイング 〝中間バランスから中間バランスへとスイング〟 |
重心のスイング(1) 〝重力を感じとる〟 |
重心のスイング(2) 〝脚の振りを同調させる〟 |
重心のスイング(3) 〝予備歩の位置まで〟 |
重心のスイング(4) 〝脚の一振りまで〟 |
軸の回転スイング(1) 〝背骨軸による〟 |
軸の回転スイング(2) 〝支え足の2軸による〟 |
腕の振り方 〝推進を手助けする〟 |
中間バランスが重要ポイント 〝浮遊(フライト)の瞬間〟 |
[実践編] 予備歩とは 〝スイングの起点〟 |
ぶらんこ歩きの開始 〝小幅にスタート〟 |
推進力 〝重力を利用したワンスイングで〟 |
浮遊感を得よう 〝フワリ、フワリと〟 |
頭の高さ 〝足が揃うところが一番低い〟 |
姿勢を正しく 〝背筋を伸ばして〟 |
歩行のテンポ 〝良いテンポで等速に〟 |
適度な歩幅 〝身長による〟 |
ぶらんこ歩行のイメージ(1) 〝川跨ぎ〟 |
イメージ(2) 〝地面の削り取り〟 |
イメージ(3) 〝棒切れの振り抜き〟 |
イメージ(4) 〝舟の引き込み〟 |
おわりに 〝会得成功を祈る!〟 |