現代の社会では,多くの人は否応なく「経済」というものについて考えざるを得ません。本書では,基本的な経済学の考え方を解説したあと,現代の日本が抱える経済的な問題点について議論していきます。
はじめに |
はじめに |
第1章 GDPとは何か |
ISバランスと経常収支 |
三面等価の法則 |
第2章 景気と物価 |
景気の変動と物価 |
貨幣数量説 |
第3章 財政政策 |
財政政策の手段 |
45度線分析 |
第4章 金融政策 |
金融政策の手段 |
政策金利操作 |
預金準備率操作 |
公開市場操作 |
量的緩和政策 |
第5章 高度成長期の日本経済 |
日本の高度経済成長 |
成長の要因 |
第6章 バブル期の日本経済 |
バブル期の日本経済 |
金融の自由化 |
日本とアメリカの関係 |
バブルの終焉 |
第7章 財政赤字とは何か |
日本の財政赤字 |
財政赤字の構造 |
財政赤字の問題点 |
財政赤字の維持可能性 |
第8章 少子高齢化社会 |
少子高齢化社会 |
景気に対する影響 |
世代間格差 |
少子高齢化社会 — その意味 |
第9章 進むグローバル化 |
グローバル化 |
貿易の理論 |
理論と現実 |
第10章 人間と市場システム |
人間と市場システム |
市場と「公平」 |
人間と「市場システム」 |
あるべき姿とは |
本書で使われているデータについて |
本書で使われているデータについて |