＜T.K.特集 Part.1～再入門編＞
一般的に＜T.K.＞と聞いてパッとすぐに思い浮かぶのは、やはり＜T.K. Records＞のKC＆ザ・サンシャイン・バンドでしょうか。もし＜T.K.＞という言葉を知らなくても「That’s The Way (I Like It)」「Get Down Tonight」「Boogie Shoes」などの大ヒット曲は必ず耳にしたことがあるはずです。これらのヒット曲によって、当時のディスコ・ブームを牽引していったバンドのひとつでもあり、ジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」でもお馴染みだと思います。あるいはジョージ・マックレーの「Rock Your Baby」、ベティ・ライトの「Clean Up Woman」、ティミー・トーマスの「Why Can’t We Live Together」、グウェン・マックレーの「Rockin’ Chair」、リトル・ビーヴァーの「Party Down」…などといった曲を思い浮かべる人もいるかもしれません。これらのヒット曲はマイアミにあるスタジオから生まれました。そのため、大きな括りとして「マイアミ・サウンド」または「サウンド・オブ・サンシャイン」という親しみを込めた言葉で語られる事もあります。そして、そんなマイアミ・サウンドを世界に広めたのがヘンリー・ストーンという人物でした。(つづく)
紹介レーベル
T.K. Records/Alston/Blue Candle/Cat/Dash/Drive/Glades/Juana