この手帳術を考え出してから、期せずして、収入は2.5倍になりました。この手帳術によって、効率が上がっただけではありません。気づきが促され、考え方が変化したのです。そして、時間の使い方が変化しました。その気づきと考えの変化、行動の変化の連鎖は今も続いています。
極端な言い方をすると、どんな人間になるかということは、どんな手帳を使うかで決まるのです。
そこで、次のような方には特にお勧めです。
①仕事とプライベートのバランスがとれない方。
②時間が足りないといつも感じる方。
③人生にもっと充実感が欲しい方。
④毎日が惰性で終っていると感じる方。
⑤情報管理ツールがバラバラでフラストレーションがたまっている方。
⑥熱烈な目標が欲しい方。
⑦自分にしっくりいく手帳に出会いたい方。
以上の方は一読され、試して頂ければ、期待以上の効果がでます。ちょっとテクニックを盗むだけでも日常が変化していきます。
話は変わりますが、近年、ボールペンの売上が伸びているといいます。「パソコンや電子メールが普及して、ペンで書く機会が減っているから、ボールペンという古いツールは、逆に使われなくなる」というのが、一般的な仮説ではないでしょうか。
その通り、一般的な人は、その傾向が強まっています。ペン会社が調査したところ、勉強ができる人、仕事ができる人、能力の高い人は、猛烈な勢いでボールペンを消費するようになっているといいます。さらに、スマートフォンやパソコンに依存している人より、紙とボールペンを頻繁に使う人の方が、所得が高いという調査も出ています。
どうも、格差拡大の原因は、手で書く習慣のあるなしが大きな要素になっているようです。スマートフォンの手帳ツールもいいでしょう。それは、あまりの便利さゆえに、ユーザーの能力の低下を招いています。そこで、改めて、紙の手帳の使用をお勧めします。
本書より
情報はA4ファイルで集中管理 七足のワラジをはく男の手帳術 |
プロローグ |
第1章 究極の手帳への旅 |
1.手帳が倒産から救ってくれた |
2.手帳放浪記 |
第2章 外観と基本ルール |
1.外観 |
2.構造~本のように~ |
3.ビジョン・コーナー |
4.目次としての1日1行日記 |
5.スケジュールでの言葉を変えよう! |
6.まとめ機能としてのエッセイ |
7.港、空母、ヘリコプター |
8.必要な道具 |
第3章 スケジュール・デザイン |
1.日デザイン |
2.週デザイン |
3.月デザイン |
4.年デザイン |
第5章 情報コーナー |
1.ルール |
2.情報の種類と重要度 |
第5章 ビジョン・コーナー |
1.お金、時間、モチベーション |
2.ビジョン・シート |
3.ワクワク・リスト |
第6章 オリジナル・コーナー増設 |
1.醍醐味 |
2.管理型 |
3.企画型 |
4.課題型 |
5.クリア・ポケット活用 |
第7章 まとめ |
1.モチベーション至上主義 |
2.ビジョン、モチベーション、お祭り |
エピローグ |
奥付 |
奥付 |