状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年09月11日 |
ページ数 | PDF:24ページ |
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第二部 新しい世が来る 高橋惣左衛門は、かよと婚約した慎次郎を、本家の跡取りとした。壮太郎たちには、開墾した土地を与えて、分家させる。かよは、下人の男衆、女衆たちを小作人として解放する。その子孫、八衛門は、天保の飢饉で苦しむ小作人たちを見て、百姓にも飢饉を切り抜ける知恵が必要と考え、寺子屋を始める。その教え子、百姓の洋助と、八衛門の孫娘・ゆきのとは、幼いながらも愛し合う。ゆきのの親が決めた許婚者義三郎との三角関係。折から、幕末の世。江戸に出奔していた八衛門の次男・虎次郎が帰郷して、江戸の黒船騒動を告げる。世は勤皇と攘夷。長い封建社会が終わって、新しい世が来る! 新しい世が来て、身分制度がなくなったら、「俺もお嬢様と結婚できる!」と考えた洋助は、虎次郎とともに京へのぼる。十年後、幕末の戦い。長岡も北越戦争で、洋助は官軍の兵士となって帰ってくるが……。
(1)惣左衛門の決断 |
(2)かよの決断 |
(3)天保の飢饉 |
(4)寺子屋 |
(5)江戸の嵐、田舎の嵐 |
(6)北越戦争 |