恋とは痛みのある愛欲か…二人の女と男が、押さえることの出来ない欲望に溶け込んでいく。ある小住宅の建築が3人の運命を変えていく。昭和耽美ロマンの傑作「ある小住宅の欠陥」と掌編「晩秋一景」を収める。<BR />
吉村滋(よしむら・しげる)<BR />昭和二年熊本市生まれ。五高を経て九州大学経済学部卒業。<BR />元熊本日日新聞社論説委員。<BR />「詩と眞實」元編集発行人。<BR />「九州文学」同人。<BR />日本文藝家協会会員。<BR />熊本県芸術功労者。<BR />著書「父と子」=熊日文学賞受賞。「白馬荘」「日本短編小説文庫7 銀閣の影絵」「昭和の奔流」など。
ある小住宅の欠陥 |
ある小住宅の欠陥 |
晩秋一景 |
晩秋一景 |
あとがき |
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著者略歴 |
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奥付 |
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