「東アジア時代の検証」と「多様性の中の共存」の二論考を通して、〈アジアの時代〉といわれる20世紀末から21世紀にかけての世界史を批判的に吟味し、21世紀の地球文明が目指すべき理念を提示する。(〈生命の哲学〉コレクション7.『世界史的観点から現代を考察する』ミネルヴァ書房 2017年 所収)