「稲作の伝播と日本神話の変容」「沖ノ島から文明を考える」「古代の日本海からみた白山と立山」の3論考を通して、ユーラシアの古代文明と古代日本の文明との緊密なつながりを考える。古代日本の文明も、東シナ海やシルクロード、草原の道、森林の道を通して、ユーラシアの諸文明のネットワークの中で変動していた。