状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年02月13日 |
ページ数 | PDF:319ページ |
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プロテスタントに対抗し、ローマ教皇自ら改訂をおこなったシクストゥス聖書。それがなぜ葬り去られたのか?
消えたシクストゥス聖書の手がかりは、フィレンツェのメディチ家にあった。それを調べていくなか、日本人留学生トマス等は、350年前、南フランスを中心に起こったカタリ派キリスト教徒とヴァチカンの争いに巻き込まれていく。
メディチ家とカタリ派の関わりは? またローマのサンタンジェロ牢獄には、その謎を知る哲学者ジョルダーノ・ブルーノが異端の罪で捕らえられており、同じ牢獄には、カタリ派信徒ベアトリーチェ・チェンチも、父親殺しの罪で捕らえられていた。
16世紀末、キリスト教会の闇が日本の留学生トマス等を包み込んでいく!
プロローグ |
1614年 長崎 |
第1章 ローマ教皇シクトゥス五世 |
ローマのにわか雨 |
グレゴリウス13世の死 |
サン・ピエトロの闇へ |
スイス衛兵隊 |
コンクラーベ(枢機卿会議) |
聖なるつむじ風 |
第2章 消えたシクストゥス聖書 |
転びバテレン了伯 |
どちりなきりしたん |
有岡城の攻防 |
高山右近 |
信長という恐怖 |
ローマの地下水道 |
ベアトリーチェ・チェンチ |
ジョルダーノ・ブルーノ |
ペレイラの夢 |
消えたシクストゥス聖書 |
サンタンジェロ牢獄 |
マグダラのマリア |
第3章 メディチ家とカタリ派 |
聾唖者トマス |
オノフリオ修道院 |
エレオノーラの秘密 |
モンセギュール |
伊牟田の恋 |
アルビジョア十字軍 |
ベラルミーノ枢機卿 |
霊道者・清花の推理 |
アルメーニの最期 |
第4章 ジョルダーノ・ブルーノ |
チェンチ一族の処刑 |
ブルーノとの再会 |
ベアトリーチェの亡霊 |
フィオーレ広場の火刑 |
キリシタン転び証文 |
サンタンジェロの新たな伝説 |
エピローグ |
登場人物一覧 |
日本側の主な登場人物 |
イタリア側の主な登場人物 |
フランス側の主な登場人物 |
現代の主な登場人物 |