働きながら、資格試験のための受験勉強を継続するのは、容易なことではありません。まして、合格率が一桁や十数％の資格試験は、努力を継続したとしても、必ずしも合格できるとは限りません。
独学を始めた当初の私は、どう勉強したらいいのかわからず、ヤミクモに市販の参考書を買って失敗した。テキストや問題集は、どういうものを使い、どう進めていけばいいのか、さらにどうしたらやる気を維持していけるか等、わからないことばかりでした。独学で合格を勝ち取るには、法令等の内容を覚え、理解する前に、いかにして学習のための時間を作り、どう勉強を進めていくのがいいのか等、基本的な問題を解決する必要があり、そこには一定の方法があったのです。
本書では、これを「流儀」と呼び、「独学で合格する」をテーマに、私なりに試行錯誤を繰り返し、合格証書を手にできた経験と資格試験合格のための努力を実らせる「流儀」を紹介しています。
これから資格試験にチャレンジしようという方や今まさに受験勉強をしている方の参考になることが一つでもあれば、著者としてこんなにうれしいことはありません。