状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年08月10日 |
ページ数 | PDF:16ページ |
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-Story-
<序>
物語は”∞”に紡がれる。
物語はそれ自体が生まれようと意識したかのように生まれる。
生まれる瞬間、閃きと称される火花が散る。
それはあまりにもまばゆい。また、スプライト(妖精)のように捕らえにくい。
また、おどろくほど偶発的に、生まれる瞬間が訪れる。
求めている、いないに関わらず。いつでも。
そんな”∞”に生まれる物語の種を、私は手をかけ、芽が出るまで大切に水をやる。
そして芽が出れば日差しに気を配り、風を避け、適度に水を与えながら育てる。
実に神経をすり減らし、情熱を傾け、やがてようやく花が咲く。
その花の美しさは、手がけた手間に比例してまばゆい。
――そんな私が手をかけ、大切に育てた物語の咲かせた”花”たちの姿をごろうじ召されよ。
時にそれは物語の生まれた瞬間を映し、
時にそれは物語の育った側面を映じよう。
では、しばしの旅を。
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