作者の菅原さんは、宮城県の亘理町荒浜地区で被災し、同じ仮設住宅に住む荒浜の方々の震災体験や、現在の状況を聞き書きして、優しい心温まる絵を添えた震災絵本を作られました。
絵本の形式をとった「被災地からのお便り」といえる内容の作品になっています。
いま被災地で、あるいは避難先で生活を立て直そうとされている方々から
「私たちのことを忘れないでほしい」という声を多く耳にします。
この作品が「みんなが忘れないため」の一助になれば幸いです。
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HEART ART きむらさやか