状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年11月23日 |
ページ数 | PDF:11ページ |
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ぼくは、子犬のロボットだよ。店にならべられて、お父さんに買われた。お父さんは、息子を交通事故で亡くしたお母さんが、悲しみにしずんでいるんで、ぼくをお母さんにおくって、なぐさめようとしたんだ。で、お母さんのところについたぼくは、次郎と名づけられた。亡くなった息子が、太郎といったんだ。太郎にはおくさんとむすめの花ちゃんとがのこされている。お母さんは、花ちゃんにもなかなか会えなくて、さびしかったんだ。
ぼくとお母さんとは、いっしょに遊んだ。ぼくはいろいろな遊びができるんだよ。歌も歌えるし、ダンスもできる。タレントかおまけだよ。せっせっせっと女の子の遊びもしたよ。
お正月。花ちゃんたちがやってきた。花ちゃんはぼくを見て、おおよろこびしたよ。ぼくは、悲しみにしずんだこのかぞくを幸せにしてあげたんだ。
わんちゃんロボットただ今参上 |
奥付 |
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