仏教の超々入門書「もしも仏になれたなら…」


著: shaku1948

仏教の超々入門書「もしも仏になれたなら…」

著:shaku1948
販売価格:220円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2012年11月17日
ページ数 PDF:7ページ
内容紹介

私は浄土真宗本願寺派の僧侶ですが、私が学校で習ったのは「お釈迦様の出世の本懐は、阿弥陀仏のみ教えを伝えんとしてこの世に生まれたもうた」と聞いております。

ここで阿弥陀仏とは何かと申し上げますと、お釈迦様は「無量寿経」というお経の中で、こう話されております。

昔々一人の国王がいた。ある日、その国王が世自在王仏の説法を聞いて感動し、自分もこのような仏となって人々を救おうと決意し、王位を捨てて僧侶となられたのです。
それから大変な修行をして、とうとう仏の次の位の「菩薩」になりました。
そこでその菩薩(法蔵)は、仏になるために四十八の願いをたて、「もしこの願いが成就しなければ、私は仏にはならない」と誓ったのです。

その四十八願の中の第十八番目の願いに、もし私が仏になったならば、誰でも心の底から、私のいる極楽浄土に生まれたいと念願して、たとへ十遍でも私の名をとなえれば、必ず極楽に救いとる。
もし一人でもこれに洩れるようなことがあれば、私は仏にはならないというのです(摂取不捨)。
それからその菩薩はまた長い長い間修行をし、ついにその誓いを成就して仏になった。
その仏さまが阿弥陀仏なのです。

目次
仏さまになるためのマニュアル