ＭｉｘｉというＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーク・サービス）には、コミュニティというシステムが存在します。
まあいわゆる『グループ活動』なのですが。

私が副管理人を務めるコミュニティ『創作が好き！』は、『創作活動を行なっている人たちがのんびりと楽しめる場を提供する』という管理人のしちみ黒猫氏の提唱により、現在のんびりと運営が進められております。

まあそうは言っても、ただ場所を提供するだけでは味気ないですよね。
そこで私は、公園で遊びを提案する子供のように、企画を立ち上げてコミュニティ参加者に作品を提供してもらおうと考えました。

そしてこれまでに二冊、作品集として参加作品をこのサイトにて公開してきました。
どれも予想以上の方々に閲覧していただいたようで、公開を決めて本当に良かったと思っています。
今回取りまとめた作品集は、前回の短篇集『ある日目が覚めるとそこは……』に続けてコミュニティ内で実施した短期イベントの参加作品集となっております。

提案した際の条件ですが、今回は冒頭ではなく、巻末に縛りを設けました。
それは、
『必ず主人公に晴れ渡る空を見上げさせ、 呟きとともにラストを迎えて頂くこと。 』
それ以外は文章の長さも、ジャンルも問いませんでした。

澄み切った青空を見上げ、参加者の描いた主人公たちは何を思ったのか。
空想という空を羽ばたく彼らの作品が、あなたの瞼の裏に晴れ渡る空を焼き付けんことを願いつつ。
ぜひご堪能くださいませ。

Ｍｉｘｉコミュニティ『創作が好き！』副管理人および当イベント企画立案者　楢崎　六呂（かーる）