小さい政府・ゼロ

小さい政府・ゼロ

販売価格:420円 (税抜)
状態 完成
最終更新日 2020年03月09日 1年以内
ページ数 PDF:268ページ
内容紹介

 未来の日本が舞台。新聞記者の田中は、桐林博士へのインタービューの際に、「想定外の大きな津波が起きても、あの原発で、すぐに初動対応していれば、あれほどの大事故を起こさずにすんだはずだ。首相達が事業者にそう命じなかったのは、だれかに操られたからとしか考えられない。あれは、天災ではなく犯罪だ」、と言われた。
 田中は、はじめは、博士が狂信的であると思ったが、改組された規制組織の長を選ぶ時に、担当大臣が「この人は、大事故が起きた時、数いる専門家で最も深く反省したし、除染にも飛んでいった」、そんな趣旨のことを言っていたのを思い出す。事故を起こさないように規制するのではなく、また事故を起こしてから、深く反省し、除染に出かけることをその長に期待し、政府が日本の弱体化をねらっていると疑いだしたのである。
 田中は、それを阻止するのが自分の仕事であると考えるようになる。そこで、新聞社の先輩である政治家を支援して、強い日本を作るために、財政が健全な小さい政府を確立するように選挙を戦い、首相にする。
 だが、西国に牛耳られた与党内の大派閥や官僚達の妨害で小さい政府樹立の夢は、・・・

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