状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年04月23日 |
ページ数 | PDF:36ページ |
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この度の福島第1原子力発電所の事故は、機械文明における発電という光明面と放射性物質の未来永劫に亘る悪影響の暗黒面を如実に曝け出しました。原子力村は再び原発安全との宣伝をしていますが、事の本質は安全の押し売りという単純な話ではありません。
本著は、原発の安全性に焦点を当て、軍隊組織と原子力推進組織の失敗の原因を考究すると、組織の指導者とそれに続く官僚に共通点があると論じ、原発の安全性の根本は原子力推進組織の政策・体質問題に帰着しました。太平洋戦争の終結は、昭和天皇のご聖断で決めましたが、軽水炉型原発の終結を総理大臣は下せるか国家の浮沈がかかっています。
目次 |
まえがき |
第1章 原発推進組織 |
第2章 エネルギー国防を御旗に |
第3章 安全神話の崩壊 |
第4章 安全な原発 |
第5章 太平洋戦史に学ぶ軍隊の失敗 |
第6章 太平洋戦争と同じ原子力村の失敗 |
第7章 失敗に共通する組織の宿悪 |
あとがき |
参考文献 |