中島秀憲 著
「縄文人は生と死を繰り返す自然の無常感を神として尊んだ。だから、どんな視覚的な再現行為も基本的にはできなかった。たとえ、作品をつくったとしても隠し、あるいは壊した。ただ墓だけは例外であった。もしもそれを壊したら、死者は再生しないであろうから。しかしどんなものであれ残すという行為は、自然の無常とともにいきるという、彼らの思想とは相反するものであった」。縄文1万年、祈りのメッセージ。
中島秀憲(なかじま・ひでのり)
1952年東京都八王子生まれ。都立日野高校卒。東京都日野市在住。著書に『スリランカ紀行』近代文藝社。
| 1章 夢が産んだ土器 |
| 2章 非文明の思想 |
| 3章 縄文土器の位置 |
| 4章 永遠という時間 |
| 5章 太陽と月(満月) |
| 6章 男根(リンガ)と子宮 |
| 7章 擬人化 |
| 8章 月食を伝える文化 |
| 9章 夢の絵文字 |
| 10章 天地(男女)両有神 |
| 11章 祈りの祭器 |
| 12章 文様の謎 |
| 13章 破壊と完成 |
| 14章 呪術師(シャーマン)の歌 |
| 奥付 |