草莽崛起の叫びが志士を奮い立たせた。薩摩の上洛に合わせて志士が京へと向かう。そして竜馬も藩を飛び出し、己の意志で動き出す。残された坂本家は・・・。勤王党は土佐を動かすべく起死回生の暗殺を決行する。公武合体した幕府と朝廷に対して、薩長土はどう出るか。日本を正すため、尊王攘夷の志士は、竜馬はどう動くのか。幕末の風雲を綴った坂本竜馬の外伝シリーズの第25章。現代社会が失った人の心、その復興と善き発現を求めて、坂本龍馬を中心に青年達が命を賭した明治革命の真実を追う。竜馬は西洋の策略に気付くか、手を組むか。神国日本を食い物にしようとする西洋諸国は天皇という現人神と如何向き合っていくのか。その裏で何が蠢いていたのか・・・。
| 坂本竜馬の言説(10) |
| 現代の日本人よ(10) |
| 公武合体の宴 |
| 将軍家茂と和宮の婚姻 |
| 吉村虎太郎の脱藩 |
| ― その1 ― 挙兵の決意 |
| ― その2 ― 勤王党との決別 |
| ― その3 ― 揺るぎなき心 |
| ― その4 ― 僅か三人の義兵 |
| ― その5 ― 運命の分岐点 |
| 島津久光、上洛へ |
| ― その1 ― 薩摩、動く |
| ― その2 ― 沢村惣之丞の願い |
| 竜馬脱藩 |
| ― その1 ― 草莽の士として |
| ― その2 ― 家宝の一刀・肥前忠広 |
| ― その3 ― 姉として出来ること |
| ― その4 ― 我が誇るべき弟 |
| ― その5 ― 行け、行きなさい! |
| ― その6 ― 梼原の那須父子 |
| ― その7 ― 残された者の悲劇 |
| 姉・栄の命 |
| ― その1 ― 坂本家のために |
| ― その2 ― 覚悟の自刃 |
| 脱藩者の身 |
| ― その1 ― 竜馬の嗅覚 |
| ― その2 ― 暗殺者の嫌疑 |
| 暗殺・吉田東洋 |
| ― その1 ― 守旧派との結託 |
| ― その2 ― 土佐藩論の転換 |
| 倒幕挙兵の消滅 |
| ― その1 ― 久光の裏切りと寺田屋騒動 |
| ― その2 ― 栄姉さんの死 |
| 孝明天皇と薩長土の接近 |
| ― その1 ― 荒れる京 |
| ― その2 ― 土佐藩主・豊範の入京 |
| ― その3 ― 長州の藩論転換 |
| ― その4 ― 公武合体から攘夷への転換勅使 |
| ― その5 ― 獣人達の上陸 |
| 奥付 |
| 奥付 |