 
                | 状態 | 完成 | 
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| 最終更新日 | 2012年03月02日 | 
| ページ数 | PDF:260ページ | 
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世界史形成に遊牧民や交易民や海洋民が果たした役割を大きく評価し、人類の文明史を文明交流圏中心に描く試み。世界史を、陸にも海にも張り巡らされたネットワークの発展史としてとらえる。中心文明や周辺文明中心に記述されてきた今までの世界史を反転し、文明と文明の間に注目して、それらを結ぶ役割を果たす<媒体文明>という新しい概念を提出する。そのことによって、日本文明を地球全体に展開されてきた様々な文明交流圏の結節点として位置づけ、日本文明の世界史的位置を確かめる。世界史を関係性のもとで理解する<間の文明論>の展開。(〈生命の哲学〉コレクション8.『文明とは何か』ミネルヴァ書房 2017年 所収)