如夜叉


著: ataka

如夜叉

著:ataka
販売価格:110円 (税込)
状態 完成
最終更新日 2013年01月18日
ページ数 PDF:234ページ
内容紹介

 見かけが美しくやさしそうでいて、その実心の内が残忍であることを仏教ではこれを「外面如菩薩内心如夜叉」と言う。
 彫刻師西山三峯老人がある会合に出た後、酔いを醒ますのに歩いて家に帰る途中道に迷い、ある家の前にいた男に道を尋ねたことから事件に巻き込まれ、ついに失明することになる。
 誰に失明させられたのかははっきりしないがどうも下手人は女らしい。
 三峯老人の娘亀子の婚約者茶谷伯爵、ロシア帰りの美人の軽根夫人が絡み、三峯老人の弟子長々が師匠を失明させた者を探し当てようと奮闘した結果、意外にも犯人は仏教で言う「外面如菩薩内心如夜叉」と言う言葉にも当てはまるような人物だった。

目次
第一回  彫刻師三峯と娘亀子 
第二回  親友の息子に逢う三峯老人 
第三回  男の手助けをする三峯老人
第五回  犯人は貴婦人だ
第四回  顔に劇薬をかけられた三峯老人
第六回  盲目となった三峯老人
第七回  絶世の美人松子夫人
第八回  『まあ坊』に似ている松子夫人
第九回  『まあ坊』の素性
第十回  早く結婚をと迫る茶谷
第十一回  亀子の結婚の日を決める三峯老人
第十二回  質受けに行く鶴子
第十三回  質受けに来た長々生
第十四回  拾った指輪
第十五回  『まあ坊』の手下「鼻竹」
第十六回  鼻竹の妻
第十七回  とぼける鼻竹
第十八回  乞食女と踊る長々生
第十九回  乞食女の誘い
第二十回  その指輪おくれな
第二十一回  指輪を欲しがる乞食女
第二十二回  指を折り取ろうとする者
第二十三回  お皺婆の店に逃げ込む長々生
第二十四回
第二十五回
第二十六回
第二十七回
第二十八回
第二十九回
第三十回
第三十一回
第三十二回
第三十三回
第三十四回
第三十五回
第三十六回
第三十七回
第三十八回
第三十九回
第四十回
第四十一回
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奥付
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