相続法の定めから、紛争実例と解決の知恵、相続税の問題まで、役立つ知識を平易に解説。
| はじめに |
| ◆序文 |
| ◆目次Ⅰ |
| ◆目次Ⅱ |
| ◆目次Ⅲ |
| 序章 実話による 相続でくやしい思いをした話 |
| ◆こんな「くやしい」集 |
| ◆第1話 遺言がなく甥・姪からの遺産分割を要求される |
| ◆第2話 新民法下の相続で名門旧侯爵家が滅亡 |
| ◆第3話 遺言状を作らせ有利な相続をたくらむ |
| ◆第4話 義父の面倒をさんざん見たが相続権なし |
| ◆第5話 前の遺言とは別の遺言が作ってあった |
| ◆第6話 全く見知らぬ人に遺言で遺贈された |
| 第一章 被相続人の死亡による 相続開始と相続財産 |
| ◆相続の制度はどうなっているのか |
| ◆相続とはなにか |
| ◆相続の開始 |
| ◆遺産の範囲 |
| ◆遺産をめぐる他人との争い |
| ◆相続人 |
| ◆相続人の欠格・廃除 |
| ◆相続回復請求権 |
| ◆相続人の不存在 |
| ◆相続分 |
| ◆紛争例と解決の仕方・続き |
| ◆特別受益(生前贈与・遺贈) |
| ◆遺留分 |
| ◆寄与分 |
| ◆相続の放棄、承認・限定承認 |
| ◆遺言 |
| ◆遺産の分割と遺言の役割 |
| ◆遺言の出現 |
| ◆遺言の種類 |
| ◆遺言問答 |
| ◆遺産 |
| ◆相続分 |
| ◆遺産分割 |
| ◆協議 |
| ◆調停 |
| ◆審判 |
| ◆分割の効果 |
| ◆遺言による遺産分割の指定 |
| ◆金銭債権 |
| ◆生命保険 |
| ◆建物賃借権 |
| ◆ゴルフ会員権 |
| ◆遺骸・遺骨 |
| ◆金銭債務 |
| ◆継続的保証債務 |
| ◆葬式費用 |
| ◆遺産の一部のみの分割協議はできるか |
| ◆妻(親権者)は子の遺産分割をも決められるか(利益相反) |
| ◆「相続させる」との遺言の指定と分割の要否 |
| ◆家庭裁判所の手続き |
| ◆相続人がいないときはどうなるか |
| ◆相続税と相続分割に当たっての税金対策 |
| ◆相続税対策の実例研究 |
| 第二章 問題編 |
| ◆結婚したばかりの花嫁と、長年連れ添った妻と相続分が同じなのはおかしい |
| ◆新婚旅行に出て、まだ入籍してない段階で夫が死亡したときは、花嫁は配偶者としての相続権はあるか |
| ◆相続当時、別居をしていた配偶者も、法的に(戸籍上)配偶者であれば相続権があるのか |
| ◆再婚した配偶者は相続権を失うか |
| ◆相続後、配偶者に愛人ができ、子の相続分まで愛人の言いなりにして、目茶目茶にしているときも、相続分を失わないのか |
| ◆配偶者が被相続人の生前に不貞をしていたときは相続権を失うか |
| ◆配偶者に対する廃除はできるか |
| ◆偽装離婚の妻は相続できるか・勝手に離婚届を出された場合はどうか |
| ◆顔も知らない甥姪が相続人になるのはおかしい |
| ◆子が相続を放棄したらどうなるか |
| ◆二重資格の相続人とは |
| ◆養子と非嫡出子ではなぜ相続分が違うか |
| ◆親不幸した相続人の廃除・欠格を、他の相続人は主張できないか |
| ◆知らない者が被相続人の子供だといってきたが、どうする |
| ◆認知された子が出現した場合はどうすれば良いでしょうか |
| ◆相続人は胎児でもなれるのか |
| ◆失踪宣告された相続人が現れた |
| ◆相続分が無い事の証明書とはなにか |
| ◆相続分が無いことの証明書の偽造があったときは |
| ◆相続放棄すると退職金・遺族年金はどうなるか |
| ◆相続放棄で事故死の損害賠償はどうなるか |
| ◆相続放棄すると生命保険金はどうなるか |
| ◆長男の妻に寄与分はないのか |
| ◆相続人以外(甥が事業を手伝った)は寄与分はないのか |
| ◆推定相続人となる前の寄与は寄与分となるか |
| ◆遺言で相続分の指定がある場合の寄与分 |
| ◆生前贈与や遺贈がある場合の寄与分 |
| ◆形見分けの品も遺産分割の対象か・誰が分けるか |
| ◆農家の遺産 |
| ◆家業(商店)の相続と店の承継 |
| ◆家業が会社形態なので株式全部を承継したい |
| ◆相続分と異なる分割はできるか |
| ◆遺産分割協議の仕方と協議書の作成はどうするか |
| ◆相続人が行方不明のときの分割協議 |
| ◆相続人が未成年者のときの遺産分割 |
| ◆胎児がいるときの分割協議 |
| ◆相続分の譲受人の分割協議参加 |
| ◆遺産分割協議はやり直すことができるか |
| ◆名義変更に応じないときは |
| ◆後で遺産がでてきたときは |
| ◆土地家屋の評価 |
| ◆株の評価 |
| ◆貴金属の評価 |
| ◆美術品の評価 |
| ◆調停は誰が申立てるか |
| ◆調停申立てに必要な書類はなにか |
| ◆どこの裁判所へ申し立てるか |
| ◆遺言が形式違反の場合は必ず無効か |
| ◆遺言を書ける状態ではなかったが |
| ◆死因贈与とはどのようなものでしょうか |
| 第三章 事例編 |
| ◆ 長井家の相続争い |
| ◆ 長井省太郎の生い立ち |
| ◆家族の歴史 |
| ◆ 省太郎の死亡直後 |
| ◆ 一同の協議 |
| ◆ 相続に関する事実のまとめ |
| ◆協議の続き |
| ◆ 調停 |
| 奥付 |
| 奥付 |