自殺未遂をはかった佳織は悲しみから抜け出せなかった。ドクターは佳織を立ち直らせるべく拓也にサポートを依頼した。佳織と拓也は京都へ旅に出る。佳織は拓也と静かな会話を交わすうちに心を許すようになって行った。この気持ちは次第に恋へと変わっていったが、もう一人の自分が現実を見つめるように諭した。そして、佳織は新しい自分を探しに留学を決意する。佳織の涙を知った拓也は黄色い風船に想いをこめて見送った。