2010年11月に私のサイトで発表した小説を改稿したものです。 立春をモチーフに書いた詩を元に書き上げました。 奇しくも今日は立春当日です。 是非、ご覧ください。 × 春の始まりの日、バイト帰りの朔は、留守中に家の中へ上がり込んでいた花と短い会話をする。 時は夕暮れ。西日が強く射し込み部屋の中をいっぱいに充たす逢魔ヶ刻。 突然頭をもたげる欲望を前に、彼が出した結論とは。