奈良の大仏の近くに住む青年「信次」は、5歳の時に事故で母を亡くしている。ところが、もうすぐ大学を卒業するという日に、死んだはずの母に大仏の前で会ってしまう。それは夢だったのか?真実を求めて、東京に出てきた青年は、そこで母に似た美しい女性たちに出会う。彼女たちは、自分たちは宇宙人だという。また、母は生きているとも・・。彼女たちの会社「琴座の大志館」を手伝っていくなかで、青年が、さまざまな経験をして成長していく物語です。
序章 旅立ち |
1.奈良の大仏さま |
2.母の思い出 |
3.桃色の鹿 |
4.薬師寺のシルエットと山焼き |