肉体が仮死状態に陥る睡眠が始まるともう一つの身体である霊体が目覚め、活動を開始する。霊体が活動した体験が夢といわれる現象だ。著者独自のこの見方が夢という難解な暗号が実は守護霊からの有意義な伝言や異世界での活動の記憶であることを明らかにする。
複雑に絡み合い、解釈が不可能に思われる23の夢が著者の手にかかるといとも簡単に氷解して行く。まるで手品の種明かしを見せられるように。そして、手品の合間にこれまで誰も語らなかった人間の真実を語って読む者を慄然とさせるのである。
前書き |
一の夢 右の手が勝手に魚をつかむ |
二の夢 地面から湧き上がる黒雲 |
三の夢 ピンクの恐竜 |
四の夢 ふくれあがった子供 |
五の夢 神社の怒り |
六の夢 赤い馬 |
七の夢 階段の下で転倒 |
八の夢 浴衣姿で仕事 |
九の夢 怪獣がいる家 |
十の夢 魔女と毒薬 |
十一の夢 娘に迫る炎 |
十二の夢 透明な愛人 |
十三の夢 姑の呼ぶ声 |
十四の夢 新しい背広で |
十五の夢 夢三夜 |
十六の夢 美人と友人 |
十七の夢 女王と母の実家 |
十八の夢 海で遊ぶ妖怪 |
十九の夢 柱に縛り付けられた娘 |
二十の夢 顔だけの友人 |
二十一の夢 濁流の二人 |
二十二の夢 目覚まし時計 |
二十三の夢 津波 |
後書き |
奥付 |
奥付 |