『風待雑歌(幻の第一稿ver.)』

『風待雑歌(幻の第一稿ver.)』

販売価格:275円 (税込)
状態 執筆中
最終更新日 2012年02月14日
ページ数 PDF:102ページ
内容紹介

O-MATSURI企画merrymakerの第5回公演『風待雑歌』の、上演用台本ではなく、その前段階として書いた、第一稿。ここから、稽古を経ていくうちに様々な変更が加えられて、決定稿へと向かいます。

・序盤は、わりと第一稿から決定稿に、そんなに変化はない。
・第一稿の方が、キャラクターそれぞれの独白が、決定稿よりも詳細に語られる。
・中盤、限定麻雀をやっていたんだけど、さすがにボツにした。
・三つに分かれてのそれぞれのゲームが、元は、「走れメロスゲーム」と数学問題ゲームだった。
・「走れメロスゲーム」は、ゲーム理論的に面白いと思うので、ボツにしたのはもったいなかったかなあ。
・決定稿の「サイレントキラー」は、第一稿では、「裏切り者捜しゲーム」だった。これに関しては、決定稿の方が作劇的にわかりやすく、出来がいいと思う。
・終盤の、決定稿ではネタにしただけでボツになった、「弁護士Xの献身」が、ルール説明とともに、(一応は)ゲームが行われる。
・嗚呼もったいない、「弁護士Xの献身」……。

決定稿と合わせて、実際にどのような変遷があったか、お楽しみいただければ。

「私と最後の勝負をしてください。そして、私が勝ったら、私の願いを叶えてください」

ある秋の日、一通のメールが届く。参加人数100名、賞金総額1億円のゲーム、「ギャンブル・ファイト」。謎の男、甘木桃太郎に導かれ、未来はこのゲームに参加することになる。カード。ルーレット。サイコロ。麻雀。あらゆるゲームを用いて決勝リーグを目指す参加者たち。勝つためには人を騙すこともいとわない過酷なゲームを、未来は勝ち残ることができるのか。それぞれの目的のため、運命を賭けた勝負が今、始まる。
そのとき、風が吹いた――

目次
1場
2場-1
2場-2
3場-1
3場-2
3場-3
4場-1
4場-2
5場-1
5場-2
6場-1
6場-2
7場-1
7場-2
7場-3
8場-1
8場-2
9場-1
9場-2
10場-1
10場-2
11場-1
11場-2
12場-1
12場-2
奥付
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