いろいろな世代、立場の人がそれぞれ悩み、苦しい気持ちを抱えている。近しい人の気持ちもよくわからないし、わかってもらえない。やっていることも上手くいかない。先が見えない。
それぞれが空しさを感じる中、見知らぬ人や、ほとんど関係のなかった人の一言や行動で、ふっと救われる事がある。だから、今がつらくても、いつか救われる出会いがある。
運河沿いで時を過ごす10人の主人公たちが、ふとした出会いに救われる、温かな気持ちのリレー短編集。
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