犬が真剣に匂いをかぎまわったり尾を千切れんばかりに振りながら飼い主にじゃれついているのを見たら貴方はどう思うでしょうか?単に当たり前と思いますか?犬の犬らしいしぐさや行動はどこから来るか考えたことはないですか?人によって犬は犬の心のままに行動するから犬らしい行動になると言うかもしれません。また犬は犬の本能のままに行動していると言う人もいるでしょう。では、人間はどうでしょうか?人が人らしい行動をするのは人の本能に従って行動しているからだ、と言う人は余りいないのではないかと思います。人間には高尚な心があるために人間としての行動をとることが出来るのだ、などという人が多いのではないですか?しかし人間の行動や考えは本能に支配されていると筆者は考えています。人間は本能に支配されているのにそれに気づいていないだけであると思うのです。本書では心について、人間について筆者の考えを書きました。
はじめに |
第一部第一章 心 |
頭の中 |
コラム①鳥類は? |
精神の発達 |
デジタル革命 |
文明の発祥 |
心 |
コラム② パノラマ視現象 |
第一部第二章 部屋 |
自動制御室 |
書庫 |
本能の部屋 |
コラム③ 天使と悪魔 |
シミュレーションルーム |
書斎 |
コラム④ 右手と左手 |
第一部第三章 人間 |
感情 |
コラム⑤ 人工知能 |
線 |
影の統括者 |
宗教の小部屋 |
第一部第四章 コンロトール |
マイナスイメージ |
記憶 |
悩み |
コラム⑥ 自己催眠のすすめ |
向上心 |
日本人の宗教 |
最後の時に |
最後に |
第二部第一章 嗅覚を捨てた人間 |
猿から原人へ |
生殖 |
宗教の発生 |
コラム⑦ 聖地 |
テリトリー |
共同体 |
コラム⑧ ドミトリー効果 |
第二部第二章 支配者の時代 |
農耕 |
支配者 |
組織化 |
所有権の拡大 |
神話から唯一絶対の神へ |
第二部第三章 個人の時代 |
工業化 |
民主主義 |
狭間の世界 |
責任 |
金融と経済 |
コラム⑨ GDP |
個人の時代の宗教 |
社会 |