千葉・斎藤・桃井の江戸三大道場が隆盛を極める江戸で、剣士達は土佐藩主催の御前試合に向かってその腕を磨いていた。桶町千葉道場では竜馬が塾頭を任され、桂小五郎、武市半平太らと深い係わりを持っていく。そんな最中、竜馬の従兄弟・山本琢磨が事件を起こし、その命が危ぶまれる。その一方では、日本を狙う西洋諸国の動きが活発化して、アメリカ総領事ハリスも執拗に開国を迫ってくる。・・・幕末の風雲を綴った坂本竜馬の外伝シリーズの第17章。現代社会が失った日本の心の復興と善き発現を求めて、坂本龍馬を中心に青年達が命を賭した明治革命を追う。
坂本竜馬の言説(2) |
現代の日本人よ(2) |
剣士竜馬と小町佐那 |
― その1 ― 後の先 |
― その2 ― 懸待表裏の心 |
― その3 ― 一途 |
開国への動き |
― その1 ― 途上の竜馬 |
― その2 ― 島津斉彬と阿部正弘そして徳川斉昭 |
― その3 ― 老中首座交代 |
千葉周作の次男坊 |
― その1 ― 玄武館の小天狗・千葉栄次郎 |
― その2 ― 栄次郎対竜馬 |
乙女の祝言 |
― その1 ― 半平太の妻・富子 |
― その2 ― 竜馬の近況 |
千葉家の思い |
― その1 ― 北辰一刀流目録 |
― その2 ― 佐那との距離 |
啓蟄 |
― その1 ― 西洋の魔手 |
― その2 ― 清河八郎の暗躍 |
長州の英才剣士 |
― その1 ― 若者の特権 |
― その2 ― 桂小五郎 |
― その3 ― 練兵館へ |
― その4 ― 信じる力 |
― その5 ― 怯え |
第二次アヘン戦争の恐怖 |
江戸城の大評定 |
武士の覚悟 |
― その1 ― 土佐人 |
― その2 ― 深夜の大事件 |
― その3 ― 従兄弟の山本琢磨 |
― その4 ― 琢磨の命 |
― その5 ― 武士なれど |
奥付 |
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