状態 | 完成 |
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最終更新日 | 2012年02月14日 |
ページ数 | PDF:32ページ |
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「ぼくはね、煉。この現実世界で、もっとも必要とされている存在なんだ」
テルミンはそう言って俯いた。煉は何も言うことができずに、ただ彼女を見つめている。
「そして、同時にもっとも疎まれるべき存在なんだ。誰よりも、何よりも。誰からも、何からも」
ぼくはこの現実世界を滅ぼすためだけに生まれたイキモノだから。
締切が近かったため焦り、もともと長編用に考えていた物語をいじってこの文量におさめてしまいました。
また修正・加筆して新しく書きなおす予定ではありますが、これはこれで完結。